お金(現金、小切手、カード、銀行口座など)について
Q.よく使うお金(現金、カード、小切手など)はどれですか。
Q.クレジットカードは作り直す必要はありますか。
そういう意味では、例えば住友ビザカードなどをお持ちでしたら、アメリカで普通に使えます。ただし、日本の銀行口座で引き落とされるような仕組みでしたら、買い物のたびに割高な為替手数料を取られるので、アメリカで、というかドル建てで決済される、クレジットカードを作り直されることをお勧めします。
Q.ドル建て決済のクレジットカードはどうやって作ったらいいですか。
A. いくつかの方法があります。日本でできる方法としては、JALがやっているJALファミリークラブという便利な制度に加入することで、カードが作れます。アメリカに来てから作るには、アメリカで銀行口座を開設すればつくれます。でも、アメリカで働いていない留学生になどはクレジットカードを作ってくれない場合があります。これに対しては、クレジットカードを作ってくれる銀行を探すことで解決するしかありません。赴任先や留学先をカバーするグローバーズのMLで聞いてみたらいかがでしょうか。あと、日本でシティーバンクに入っていれば、アメリカのシティー・バンクからクレジットカードを勝手に送ってくることがあります。
Q.ATMカードというのは何ですか
なお、通常レストランなどで使えるのはクレジットカードで、ATMカードが使えるのはスーパーマーケットやガソリンスタンド、それと銀行のATMマシーン(キャッシュディスペンサー)です。
Q.ATMカードはどうやって使ったらいいのですか。
Q.小切手はどうやって作れるのですか。
Q.小切手はどうやって使えるのですか。
使い方は、まずレジの人が○○ドル○○セントですといったら、その金額を算用数字で小切手の右に記載します。その金額を今度はその左の小切手帳の真ん中の空欄に英語で書きます。セントは分数で書きます。たとえば30ドル15セントの買い物なら、Thirty and 15/100と書きます。そして下にサインをする場所がありますからサインをします。また、小切手帳にはノートがついていますので、そこに小切手番号何番を何月何日にどこでいくら切ったということを記録しておきます。
シティーバンクなど一部の銀行では支払った小切手はやがて自分のところまで回ってきますので確認できます。けれどウェルズファーゴなど別の銀行では小切手はもどってきません。
Q.銀行口座を開くに当たり、どの銀行を選ぶべきですか
そのため、どうせなら、近くに支店がたくさんある銀行で口座を開くことが賢い選択です。自分の銀行の支店なら現金の引き降ろしは手数料がありませんが、そうでないと手数料をどんどん取られるからです。
なお、銀行によって各種のサービスは多少違うようですが、日本のような「メインバンク」的な感じではないので、適当に選んで気にくわなければどんどん変えてみれば良いと思います。
Q.銀行口座はどうやって開いたら良いですか。
必要な書類は、2種類以上の身分証明書が必要です。(パスポート、学生証や社員証、その州の運転免許証、大学の入学許可証、I-20、ソーシャルセキュリティー・カードなど)けれどパスポートは多分絶対に必要です。なお、口座を開くには自分の住所が必要なので、アパートを見つけてから口座を開設するのがいいでしょう。
口座は、日本のような定期預金と普通預金という制度と多少違っています。クレジットカードやATMや小切手で使ったお金を決済するためにひつような口座がChecking Accountです。通常は決済には使いませんが出し入れ自由のものがSaving Accountです。満期が数日や数ヶ月のCDという口座や定期預金さらには投資口座がその他にあります。ですから、多額のお金があるなら、 CDや定期預金や株に投資するファンドに入れると年利5から10%以上の金利がもらえます。ファンドは過去実績の利回りが年利で20%とか30%とかになりますが、市況で変わり損をするかもしれませんので注意が必要です。なおアメリカの銀行は損失補填はしてくれません。
結局、通常の人はChecking AccountとSaving Accountをまず開くことになると思います。口座開設手数料を取られることがありますし、そうでなくとも小額を口座に入れておく必要があるので、数十ドルの現金はあらかじめ用意しておいた方がいいです。
また、夫婦の場合や、そうでなくとも非常に仲睦まじい人がいる場合は、Joint Account(夫婦二人名義の口座)が開けます。この場合は残金管理が楽です。
Q.多額の現金の持ち歩きは危険と聞きましたが本当ですか。
同じ理由から、銀行で日本円をドルに換えるときなど、百ドル札などは
受け取らず、できるだけ20ドル札でもらったらいいと思います。
なお、うわさでは、手持ちの現金があまりに少ないと、強盗に遭った時、強盗が「これっきゃないのか!!!」と発狂するので、強盗にプレゼントをするための百ドルを常に持っておいた方がいいという話も聞きました。多分、本当だと思いますが、そこまでするのは面倒なのでやってません。
Q.よく使う現金はどれですか。
なお、十円玉の子分のようなお金が1セント玉(ペニー)ですが、これはスーパーの買い物のお釣以外ではほとんど使わないのは当然として、困るのが使い道です。ホテルやレストランなどでチップをあげるにも、ペニーをじゃらじゃらあげるのは控えた方がいいようです。「なめとんのか!」という顔をされる場合があるようです。うわさでは、ホームレスの人達に1セント玉をあげてもいい顔をしないようです。私の近所の「おもらいさん」は、平気で「1ドルくれ」と言ってきます。(これは贅沢すぎ!)
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