床屋について
Q.床屋と美容院の違いはありますか。
A.アメリカでは床屋や美容院というような名称で必ずしもきれいに分かれているわけではありません。そこで区別はないのかなーとも思いきや、ある通(植田@UIUCさん)に言わせると、「床屋/美容院という区別と言うより、「髪を切ってくれる店」としては4種類あるという
のが自分の観測です。」
1. 始めから終わりまででかいバリカン+バリカン用櫛(目が粗い奴)
これはいわゆるSupercutとかその系の15分で9ドルとかそんなやつです。
2. 始めでかいバリカン->小さいバリカンで修正
3. バリカンで大まかに->ハサミで修正
2と3には大きな違いはないですが、昔からやってるじじい系の店だとハサミです。
最近できたけどチェーン店でないのはバリカン。$15前後。
4. 終始一貫してハサミ
スタイリストを指名して予約するタイプの店。たいていAvedaなどの化粧品屋との
提携があって、電話帳のBeauty Salonの欄に載っている。スタイリストの偉さで
値段は変わる。
美容院でも1というとんでもない店もあれば、見た目だけじゃなくて値段相応の技術も
しっかりしている店もあります。床屋でも結構良い店はあるとおもいます。自分は襟足が
くせっ毛なので最低3でないとダメなんで、満足できる店に当たるまでいろいろな店を
回りました。
Q.どんな床屋を探したらいいか教えてください
アメリカでは床屋と美容院の明確な違いはなかならつけられません。でも、ある程度ならどうでもいいやという方にとっては、価格的に朗報で、10ドル未満でカットできる床屋がかならず近くにあるはずです。チェーン店だったりしますので、MLで聞いてみたらいかがでしょうか。なお、日本の床屋マーク(赤と青と白の波が縦にウニョウニョ動くやつ)は、出しているところもあるようですが、必ずしも出ているとは限りません。
なお、賛否両論ある視点として、中国系など非日本アジア系の床屋の評価です。中国系の床屋に行ったら「おめーその髪型どっから見ても中国人だな、こりゃ」と同僚に言われてしまい、しょぼくれる方もいらっしゃるようです。反面、剛毛直毛系の人は、白人系の床屋に行ったら全くまとまらない髪型になってしまうこともあるようです。これは白人の髪はやわらかいので、白人と同じようにカットされると変になってしまうからです。これが黒人系の床屋ならどうなるのかと考えると笑ってしまいますが…ただし、この白人系アジア系という・ェけ方は、非常にアバウトな分け方です。白人ばかりが働いている場所でもアジア人が多いところはアジア系の髪になれているでしょうし。中国系でも洗練された地域なら変になることもないでしょう。
Q.床屋のサービスの仕組みを教えてください。
A.場所によって大きく違うので、一概には言えません。ただ、全般的に日本の床屋よりもサービスはシンプルなようです。カットをお願いしても、別料金で別途お願いしないとシャンプーはしてくれません。耳掃除もしてくれませんし、ヒゲそりも同様です。(場所によっては例外もあるらしい)。耳掃除とかヒゲそりとかがないのは日本でも美容院に行っている男性なら当然かもしれませんが。女性の場合、日本の美容院とどう違うのかは不明です。別途、経験者の投・eを待つ事にしましょう。
Q.床屋でのカットのお願いの仕方を教えてください
A,カットしてくれるお姉さん(やオジさん)に「どうしましょうか」と聞かれます。そうしたら、どこをどうしてほしいか言うわけですが、前髪を「フロント」脳天部を「トップ」耳の上を「サイド」後頭部を「バック」というようです。それぞれの部分についてどの程度か切って欲しいかをインチとかで説明すればいいでしょう。なお、1インチはだいたい2.5センチ程度です。2センチを間違えて2インチと言ってしまうと、お坊さんになってしまうかもしれませんの・ナご注意。またなんとなくウロタえてしまい、「すっきりしたいなー」程度の気持ちを「Shorter the better」と言ってしまって、復元に半年を要した人もいるようです。
また、日本でパンチのようなユニークな髪型をされていた方、アメリカではどうなさっているか教えてください。
Q.チップの値段を教えてください
チップは、カットが終わったら、その人に直接渡すのが正しいやり方のようです。